いらっしゃいませ
神話の国・出雲で生まれた開運だるまです。島根で唯一のだるま職人が、ひとつひとつ手作りで仕上げています。
年中行事の中でも大切な意味を持つ日。きちんと意味を知って良い運気を招き入れてください。
節分とは文字通り(季)節を分(ける)日で、四季のある日本では4回ありますが、中でも立春の前日に当たる春の節分が重要視されてきました。暦では明日の[立春]が新年にあたります。その新年を迎える前日に一年の厄災をきちんと祓い、新しい一年の福と五穀豊穣を願うのが節分の本当の意味。そこで、豆をまいて鬼(魔)を祓い、福を呼び込むのです。
豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。ただ、豆は炒った豆でなくてはなりません。生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いからです。「炒る」は「射る」にも通じ、また、鬼や大豆は陰陽五行説の【金】にあたり、この【金】の力を弱める【火】で炒ることで、鬼を封じ込めるという意味があります。そして最後は、豆を人間が食べてしまうことにより、鬼を退治した、ということになるわけです。
ちなみに、2021年の節分は、124年ぶりに1日早い2月2日です。1年は365日とされますが、1太陽年(地球が太陽を1周する時間)は暦の1年ではなく、およそ365.2422日=365日+6時間弱です(国立天文台暦計算室)。この6時間弱という端数のために、しばらく2月4日の中に納まっていた春分が2021年には2月3日へ移り、その前日である節分も連動して2月2日へ移ったとのこと。
新しい春を迎えるにあたり、身の回りのお掃除をして災難を祓い〈縁結びリボンだるま〉だるまを飾って豊作を祈願しましょう。