縁結びリボンだるま

出雲を舞台にした神話の中でも、特に有名な『須佐之男命(スサノオノミコト)の八俣遠呂智(ヤマタノオロチ)退治』の物語。八頭の大蛇を退治する荒ぶる神の物語として知られますが、その本質は、若い男神・ 須佐之男命が苦難に打ち勝ち、愛する女性・櫛名田比売(クシナダヒメ)の命を守り、出雲の地に幸せな家族を築くラブストーリーなのです。このラブストーリーをモチーフに島根で唯一のだるま職人が、ひとつひとつ手作りで仕上げています。その胸には、大切な人とのご縁が結ばれ、メビウスリングのように途切れることなく続きますようにとの願いを込めて“リボンのマーク”を書き入れています。

暮らしの歳時記

2024年干支だるまを販売開始しました!

2024年の開運干支だるまを発表します 】
 皆さま大変お待たせしました!来年の開運干支だるまを発売します。
その名も『雷鳴の辰だるま』です。
 
2024年は三碧木星、甲辰年で【木】の要素を持つ一年。開運キーワードは「自己宣言」です。
2023 年は四緑木星、「スタートアップ」の年でした。自分自身の環境=【土】を変える「土替え」の時期(2022年)を経て、新たにスタートした一年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか?
そして2024年はその環境を固める、「土固め」の時期です。自分自身や周りの人に「自分は〇〇だ」と言い聞かせるように、しっかりと言葉にして宣言する年です。
なぜ言葉にするのか?それは言葉には言霊が宿ると言われているからで、「自分は誰、何者なのか」を表す名前もしかり。
例えば、スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』のなかで、主人公の「千尋」は湯婆婆に「贅沢な名前だ」と魔法によってその名を奪われ、「千」と名付けられてしまいます。そして「千尋」は「千」として過ごすうちに、「千尋」としての記憶が少しずつ薄れていく…という描写がありました。自分を表す名前はもちろん、ほかにも職業や肩書き、役割、何でもいいのです。言葉にして名乗ること、つまり宣言することがとても大切なのです。「自分は千尋だ」と認識できたから、のちに「千尋」が「千尋」として存在できたように、「自分は〇〇だ」「社長になる」「料理人になる」「有名になる」「幸せになる」などなど、宣言することで自分自身、そして周りの人がそう認識してくれて、のちに「○○」として存在できるように言霊が導いてくれるからです。
だからこそ思い描くなりたい自分への想いを言葉にのせ、しっかり宣言して「自分自身」を固めていく年にしていきましょう。
雷鳴が轟く恐ろしい夜も明け、やがて春の優しい光があなたに降り注ぐはずです。「自己宣言」をして、自分自身を信じ、気運を高められる1年となりますように。