甘露♡アマビコだるま

甘露♡アマビコだるま

“新しい生活様式”のために。 「甘露♡アマビコだるま」をリリースします。

 新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けられた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

 政府の緊急事態宣言が徐々に解除されていくにつれ“新しい生活様式”という言葉が叫ばれるようになりました。コロナ禍以前に戻すのではなく、コロナありきの新しい暮らしぶり。まだまだ手探りで、前例がなく、一人ひとりが考えて行動することがさらに重要になり、私たちの暮らしは新しいステージに向かい始めたように思います。

 この2ヶ月の間、疫病退散を願い「アマビエだるま」をたくさんの皆さんとシェアしてきましたが、この新しいステージがより心ゆたかに創り出せるようにとの願いを込め、新しい開運だるまをリリースいたします。 モチーフは3つ。「甘露の雨」と「アマビコ」「♡」です。

 「甘露」とは、お釈迦さまの誕生の時に、天より降り注いだ「雨」と言われています。甘露の雨とは、いわゆる<恵みの雨>のこと。その恵みとは、米を育てる雨だったり、お金だったり、良い人間関係だったり、おいしい食べ物だったり、家族の健康だったり、感染症の薬だったり、私たちが前を向いて暮らすための原動力になるもの。さまざまな恵みを、浄化を表す「白」の雨粒の形とその中に魔除けの猪目紋(♡)の形を新しい開運だるまに描き入れました。

 「アマビコ」とは、おなじみ「アマビエ」のルーツとも言われる妖怪で、日本各地に伝承が残っています。最古のものは天保14年(1843)の瓦版の写し。海から出現して疫病を予言し、その姿を書き写すと無病長寿の効能があると記されているそうです。明治初期にコレラが流行した際にはアマビコの護符が販売されたそうで、いずれも「猿の頭に3本足」という姿形で描かれています。

 「甘露♡アマビコだるま」は、猿の顔に3本の足、身体には甘露の雨を描き入れました。これからみんなで創る新しいステージの暮らしが、天からの恵=甘露と共にあり、アマビコのチカラを借りて、全国に拡散しますようにとの願いを込めています。皆さんと創る新しい日々が良いご縁に恵まれ祝福されますように。