今日は「九星隠遁(いんとん)はじめ」です。

今日は「九星隠遁(いんとん)はじめ」です。

 夏至に一番近い甲子の日を境に日の九星が逆転し、およそ180日続く「隠遁」が始まります。一年の中で大きな運気の変化点と言われていて、昨年の冬から今日まであまり運気が良くなかった方は運気が好転したり、逆にこの半年間調子が良かった方は注意が必要になるかもしれません。 

 「九星(気学)」とは、生まれた年月日と干支、さらに五行の思想を加えて、運命や吉凶を解析する手法で、方位・運気・特徴・性格・傾向などの特性を知ることができ、〈縁結びリボンだるま〉も基本的にはこの考え方に準じて、だるまを置く吉方位などを定義しています。

 また、旧暦を用いてきた日本の暮らしは、月や太陽の動きを観察し、二十四節気に従って農作業をしてきました。四立(立春・立夏・立秋・立冬)と二至二分 (春分・夏至・秋分・冬至)を合わせて八節 と呼びますが、その季節の節目にも体調を崩しやすいと言われます。日々の暮らしの中に、自然の変化に応じて様々な節目を設けて、暮らしぶりを調整してきた日本人の知恵と言えますね。

 今日から、二十四節気では「芒種(ぼうしゅ)」に入ります。夏という季節は植物が生長のピークを迎えるように、人間の体も同じように例えられる時季です。暑さで体の中に熱がこもるため、発汗と水分補給が大切で、汗をかくことに体が慣れていないこの時季は、その代謝がうまくいかないと熱中症などを引き起こしてしまいます。この時期、キュウリなど旬の季節野菜をとって体調管理を図りましょう♪