出雲だるま 画竜点睛（中）

出雲の手すき和紙で描く工芸品

　出雲の伝統的な手漉き和紙「出雲民芸紙」の魅力を活かして描くだるまで、顔の絵柄も“出雲らしさ”を活かした〈縁結びリボンだるま〉オリジナルです。眉は水を司る龍神［須佐之男命（スサノオ）］をイメージした龍。髭は荒ぶる雄々しい波を表し、古来より魔除けとされた出雲勾玉をあしらっています。

　画竜点睛（がりょうてんせい）とは、故事成語のひとつで「物事を完成させるために、最後に加える仕上げ」を意味します。 このだるまは“あなたの願いが叶うことで、最後に完成する”だるまという意味です。まず願いを込めてだるまの左目を入れ、その願いが叶い右目を入れ、それでようやく完成します。

　〈出雲だるま 画竜点睛〉は風水の考え方に基づき、この世界を構成する五つの要素を象徴する五色の「出雲民芸紙」で描いています。いわばオールマイティな力を持つだるまです。 ぜひ、あなたの願いで最後に完成させてください。